CAMRの旅お休み処 シーズン2 その五

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CAMRの旅お休み処 シーズン2 その五
  「運動を、形ではなく機能でみる」2013/4/7
 CAMRはシステム論に基づいて運動をみています。システム論的にみると、今までの見方とどう違うのか?その説明がホームページやここで展開されているのですが、言葉ではわかっても、実際にどういうことかというのは、ちょっと掴みにくいところかもしれません。



 「システムとしてみる」を、「要素に分解しないで全体としてみる」と捉えると、外れではないけれどますますよくわからなくなる。うすぼんやりと全体を眺めても、一体どうしたものやら・・・。そこで、ヒントが「形ではなく、機能でみる」です。



 その参で、「立位での踵上げ」を取り上げましたが、 この課題は「抗重力位での足関節底屈」=形でみる、ではなく、「狭い基底面で支持しながらの垂直方向の重心移動」=機能でみる、です。この場合はやり方にあまりバリエーションがないので、形を問わないと言っても、だいたい同じ形になります。



 歩行をみてみるとどうでしょう。従来行われているのは、形による歩行分析です。一見「正常」があるように思われますが、状況に応じて変化することが大事、というのはこれまで述べてきたとおりです。となると、形は無限にあります。けれど、機能でみると、「支持して、対側を振り出し、重心移動」というのは共通しています。



 どんな形かはクライアントにまかせる。クライアントはどのように機能を維持しようとするのか。より有利な方法をクライアントが試して選ぶためにはどんな課題をやってみてもらうか。板跨ぎ課題で、「支持する足の膝を少し曲げてみて」と、形の指示に見えることをいうこともありますが、反張膝という形はいけないからではなく、段差や坂道では不利だからです。あ、この説明は少しずれたかな(^^;)



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CAMRの旅お休み処 その3

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CAMRの旅お休み処 その3
「人は生まれながらに運動問題解決者2 ~では、セラピストは?~」2013/1/24



 CAMRで言う「自律した運動問題解決者」は、セラピストに対しては道徳的なスローガンではありません。抽象的な概念を努力目標として据えているのではなく、専門職としてクライアントが主体的に動ける状況を具体的にどう作るかを問うものです。「実践から生まれ、実践に役立つ」所以です。



書いてしまうと簡単そうですが、現実には、「クライアントのために」されていることが クライアントを置き去りにしてしまっていることは少なくありません。言葉での説明だけでは不十分で、クライアントが実感できる、自分の文脈の中で腑に落ちた時に、いきいきと課題に取り組まれます。



 セラピストは、クライアントの希望に添って、しかも達成可能な課題を工夫するなど、クライアントに合わせて設定を考えます。決まり切った課題を何回も繰り返す方が楽かも・・・。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆引用終わり★☆★☆★☆★☆★☆★☆



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CAMRの旅お休み処 その1

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CAMRの旅お休み処 その1
「運動は状況の中で生まれる」2013/1/7
 このシリーズでは、CAMRのポイントとなる考えや言葉をご紹介しようと思います。詳しくはホームページの方にありますので、興味を持たれた方は是非どうぞ!



 人の運動は状況の中で生まれます。「歩く」を例にとると、状況によって歩き方は変わります。路面の状態(平らか、でこぼこか、氷の上か、など)、周囲の様子(暗いか、強風か、人通りが多いか、など)、行為者の心身の状態(疲れている、浮かれている、などなど)などの状況の中からその時の歩き方が現れます。



 リハビリ場面では、クライアント・セラピスト双方が、「正しい動き方を練習する」と何となく思っているのかもしれません。けれど、「正しい」と考えている動き方は、ある一つの状況下での運動であり、それができれば全ての(無限の)状況に対応できるものではありません。大事なのは状況に応じた運動ができると言うことです。



 人の運動は常に状況の中で生まれる、刻々と変化する状況に連れて運動も刻々と変化する、そして変化した運動が状況を刻々と変えていく、これを「状況一体性」とよんでいます。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆引用終わり★☆★☆★☆★☆★☆★☆



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