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今回は「3分でわかるCAMR!改め、5分でわかるCAMR!前半」です。
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2013/5/26
3分でわかるCAMR!改め、5分でわかるCAMR!
まずは前半2分30秒 (^。^)v
秋山です。ざっくり説明版、リニューアルです。
一応、中身変わってます。
もう少し詳しくは、当facebookページのノート「CAの旅お休み処シーズン1」を、さらに詳しくはCAMRホームページをご覧ください。
CAMRはシステム論に基づく、新しい運動の見方です。
特徴その1.「状況一体性」
運動は状況の中から生まれます。そして運動は状況を変化させ、変化した状況は運動を変化させ・・・、と続き、人は状況に適した運動を生み出していきます。言われてみると、当たり前に思えます。路面の状況や気持ちによって歩き方が変わる、というのも、日常的な感覚として納得しやすいです。
では、従来の見方と何が違うのでしょう。従来は、人体を閉じたシステムと見て、運動は状況に関わらず身体の仕組みに従って現れると考えます。機械のように、ある正しい作動が存在する、と考えられているのですね。
この違いが、「何を目指すか」の違いに繋がってきます。
特徴その2.「人は生まれながらに自律した運動問題解決者」
私達は状況に即した運動を自分で作り出す力を持っています。これは病気や怪我で麻痺を負った方でも、そうです。ただ、結果が常に上手くいくとは限りません。やはり、何らかの援助(サポート、支援、お手伝い、などなど)は必要となります。
では、セラピストは何をするのか。クライアントが本来の姿である「自律した運動問題解決者」として振る舞えるようにサポートしましょう、というのがCAMRの立場です。正しいやり方を教えるのではなく、クライアントが自分でやり方を決める(見つける、獲得する、などなど)ことの助けになるような課題を提供がセラピストの役目と考えます。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆引用終わり★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【CAMRの基本テキスト】
西尾 幸敏 著「PT・OTが現場ですぐに使える リハビリのコミュ力」金原出版
【運動システムにダイブ!シリーズの電子書籍】
西尾 幸敏 他著「脳卒中片麻痺の運動システムにダイブせよ!: CAMR誕生の秘密」運動システムにダイブ!シリーズ①
【CAMR入門シリーズの電子書籍】
西尾 幸敏 著「システム論の話をしましょう!」CAMR入門シリーズ①
西尾 幸敏 著「治療方略について考える」CAMR入門シリーズ②
西尾 幸敏 著「正しさ幻想をぶっ飛ばせ!:運動と状況性」CAMR入門シリーズ③
西尾 幸敏 著「正しい歩き方?:俺のウォーキング」CAMR入門シリーズ④
西尾 幸敏 著「リハビリの限界?:セラピストは何をする人?」CAMR入門シリーズ⑤
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今回は「CAMRの旅お休み処 シーズン2 その壱」です。
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CAMRの旅お休み処 シーズン2 その壱
「人によって、同じ"状況"を見ているとは限らない」2013/2/16
CAMRの旅も一巡りし、シーズン2に突入です!基本的な概念や用語については、ホームページの「人の運動変化の特徴」や「論文紹介」が充実してきましたので、少し横道にそれながら道草してみようと思います。
ホームページの論文その3に、「状況一体性」が説明されています。当アプローチは「状況」が重要な言葉ですが、これがなかなか一筋縄ではいきません。今、目の前に広がっている「状況」は、あなたの目にも私の目にも同じように映っているのでしょうか? こう書いて、「そうです」とくるわけはなく、「そうではない」ときそうですが、ここは「そうではないかもしれない」です。
ここで言う状況は、単にものの物理的配置を指すのではありません。客観的に物理的配置を述べたつもりでも、何を取り上げるかで記述者の思い(考え)から逃れることはできません。それを見る人の思いや考えを通して認識したものが、その人の捉えている状況です。これは他の人と一致していることもあれば一致しないこともある。同じ映画を見ても友達と感想が違う、と考えると当たり前のことでしょう?
一致することが良いことでも悪いことでもありませんね。一致させる必要性もない。そんなものなのだ、と思っておく、というところですね。
「だから、なんだ?」と思われるかもしれませんが、寄り道ですから・・・。
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今回は「CAMRの旅お休み処 その6」です。
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CAMRの旅お休み処 その6
「多彩な運動スキルとは『カタログ』ではない」2013/2/5
前回に、リソースAに対してスキルAでもないし動作Bに対してスキルBでもないと書きました。「多彩な運動スキル」というのは、スキルをいっぱい持っている=スキルの数が多いと言うのとは違います。過去の経験の蓄積が大切なのはそうなのだけれど、そこから得たスキルが分厚いカタログになって、「今はこのスキルね」と選び出すのではないのです。
歩行で考えてみると、「泥道用スキル」「氷上用スキル」はあるけど、「刈った芝生の積もった庭用スキル」は無いから歩けない、ということは無いですよね。私たちは初めての場面でも結構上手くやります。もちろん動作の洗練には回数や時間が必要ですが、とりあえず課題を達成することができます。すごいぞ、スキル!
状況的アプローチでは、「状況一体性」を説いています。これは状況毎の練習を勧めているのではありません。どちらかというと、現実場面の具体性を薄めて練習する(消すわけではありません)と言えるのかな?
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