知恵の樹を読む!(その2)

目安時間:約 3分

≧(´▽`)≦
みなさん、ハローです!



「CAMR Facebookページ回顧録」のコーナーです。
今回は「知恵の樹を読む!(その2)」です。



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知恵の樹を読む!(その2)2013/1/29



”確信を疑え”



 こんな衝撃的なエピソードからこの本は始まります。僕たちは、決 して疑われることのない堅固な知覚の世界(=確信の世界)の中に 住む傾向があると言います。そして、この確信の誘惑へ身を委ねる ことをやめてみましょう、ということをこの本の冒頭では訴えています。



 堅固と思われている知覚の世界ですが、実はそれほど堅固ではありません。例えば視覚で言えば、僕たちは普段目にする視覚世界に確固たる信頼を寄せています。しかし、確固と思われている視覚世界にも、盲点というものがあります。普段は盲点の存在に気がつかないだけなのです。僕たちには「見えていない」ということが見えていないのです。



 色彩についてもしかりです。よく目の錯覚として取り上げられます が、背景によってある色が違う色に見えたり、実は同じ色でも濃淡 が違って見えたりします。同じ色なので、そこから反射してくる光 の波長は等しいはずですが、状況に応じて違うものとして知覚され ます。色を見るという僕たちの体験は、客観的あるいは科学的説明 に用いられる光の波長の構図からは、まったく独立しているのです 。



 僕たちは、空間や色彩をただ単純に捉えていると思っていますが、実は僕たち自身の構造の刻印が拭い難く押されているのです。僕たちは外部世界の表象を単純に受け止めているのではありません。僕たち自身の個別の視野を生きているのです。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆引用終わり★☆★☆★☆★☆★☆★☆



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