俺のウォーキング:理学療法士らしく(その3)

目安時間:約 3分

俺のウォーキング:理学療法士らしく(その3)


 俺のもう一つの運動問題は、左股関節の荷重時痛である。元々若いときからパソコンが好きで、人より長い座位時間を過ごすのが習慣だったのだが、50代の最後の2年間は特に執筆活動などで毎日10時間も座り続けることがあった。その頃から座っている間はなんともないが、歩き始めると左股関節に荷重時痛を感じ、痛みがひどいときは跛行が出て歩くのにも苦しむという状態であった。


 なぜ左の股関節かと考えると、僕は立っても座っても左重心である。荷重側の筋肉は自然に体重を支えるために長時間の収縮状態を強いられることになる。すると自然に筋の短縮が起こるのだろう。しかも座位姿勢の中で作られる短縮である。これが立位での歩行になると、無理に伸ばされストレスがかけられ、関節の動きにも悪い影響を与えるために痛みになっていると考えられる。


 これまではストレッチと階段昇降などいくつかの運動課題設定によって一時的な改善をしてきたのである。しかしこれで痛みは軽快しても一時的なもので、一時間車の運転をした後、車を降りて歩けば痛みは再発している。もちろんテレビや映画鑑賞など1時間もじっと座っているとすぐに痛みは再発する。結局一時的な痛み改善だけをここ数年繰り返してきたのである。


 仕方なく1年前からスタンディングデスクを買って、そちらの方で仕事をするようにしていたが、やはりなんとなく落ち着かない。本屋での立ち読みに慣れているおかげか読書は良いのだが、文章を書くときは居心地が悪くてついつい座りデスクに向かってしまう。


 このような慢性痛は身体の構造面の変化だけでなく、座位時間が長いなどの生活習慣、特に運動習慣の不足が大きな原因であることが多い。


 つまりウォーキングのようなアクティブな全身運動を継続的に行うことで改善に向かう可能性が高い。


 結局俺は理学療法士らしく、様々な健康問題・運動問題をウォーキングによって解決しようと思ったのである。まあウォーキング一つで、高血圧、肥満、様々な慢性痛などの改善の一石3鳥を狙ったわけだ。


 やることは明確である。つまり痛みの出現を予防することだ。無理をしないで様子を見ながらゆっくりと運動量を上げ、更に徐々に坂道や階段、あぜ道、山道などの多様な環境内での歩行へ移って、柔軟性、筋力、体力などの運動リソースを豊富にし、歩行スキルを多彩にするのである。


 さていよいよ次回から実践報告である。(その4に続く)♯持続可能な社会のために今、この場でできる事を考えてみよう!

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