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みなさん、ハローです!
ついに待ちに待ったCAMR入門シリーズの電子書籍が誕生しました!
西尾 幸敏(著)「システム論の話をしましょう!」CAMR入門シリーズ①
このシリーズは、CAMRのFacebookページに投稿された記事を中心に組み立てられていく予定です。特色はなんといっても、「わかりやすさ」と「楽しさ」だと思います。取り扱っているテーマやアイデアは決して簡単な内容ではありませんが、それゆえにこの二点を意識した工夫が随所にちりばめられています。内容の直感的な理解を助けるユーモラスなイラストなどはその代表的なものでしょう。
もっともこれらの工夫や試みが成功したかどうかは、読者の評価に委ねるしかありません。ぜひ本シリーズを手に取っていただき、評価者の一人としてもこの企画に参加していただけると幸いです。
さて、記念すべきシリーズ第一弾は「システム論の話をしましょう!」です。システム論のアイデアは抜群に面白いのですが、いざ臨床応用しようとすると何をどうすればいいのかわからず路頭に迷うという経験をしたことがあります。
そんなある意味捉えどころのないようなシステム論ですが、本書では明確に臨床応用に結びつけられた分類が提案されています。なかなか興味深い提案だと思うのですが、みなさんはどう思われるでしょうか?
アメリカでの徹底的な議論の末、Ⅱ step conference(1990年)においてリハビリの世界に産声をあげたシステム論は、早いものでもう31歳を迎えました。
「ようやく僕が活躍できる新しい舞台が出来てきたようだね。そろそろ出番かな?」
こんなシステム論の心の声が、さわやかな春の風にのって聴こえてくるようです。ぜひみなさんも耳を澄まして、この声を感じとっていただけたら嬉しいです。
【目次】
CAMR入門シリーズ① システム論の話をしましょう!
電子書籍発刊に寄せて
はじめに
第1章 システム論の分類
1.河本の分類
2.西尾の分類
第2章 素朴なシステム論的アプローチ
1.常識的な考え方の傾向
2.素朴なシステム論的アプローチ(第一段階)
3.素朴なシステム論的アプローチ(第二段階)
第3章 外部から作動を見るアプローチ
1.why?(なぜ?)の視点とhow?(どのように?)の視点
2.課題主導型アプローチ
3.運動をリソース(資源)とスキル(技能)の視点で見る
4.課題達成をリソースとスキルで説明する
5.アメリカの課題主導型アプローチの現場を見学して
6.課題主導型アプローチの問題点
第4章 内部の視点から運動システムの作動を見るアプローチ(CAMR)
1.内部の視点から運動システムを見てわかったこと
2.運動システムの作動の性質
3.問題解決が新たな問題を生み出す
第5章 システム論の視点のまとめ
1.リハビリに使えそうなその他のアイデア
2.人の運動システムの作動の性質を基にした治療方略へ
CAMR研究会について
著者紹介
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