≧(´▽`)≦
みなさん、ハローです!
「CAMR Facebookページ回顧録」のコーナーです。
今回は「ADLは介護問題! その2」です。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆以下引用★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ADLは介護問題! その2 2014/1/27
~問題が問題でなくなる、変わらないけど変わる~
秋山です。反響があるととても嬉しいです(^_^)
さて、ご家族共に夜間の尿失禁"問題"に悩まされていたAさんが笑顔で在宅復帰された裏では何が起こったのか?
リハスタッフが困っているその時、介護スタッフは運動機能とは別の視点で考えてみました。まず、Aさんの排泄パターンを詳しく調べてみました。そして「おしっこが出ても漏れないようにできるのではないか」と思い、工夫の結果、「夜間排尿はあるけれど、朝パットを取り換えればよい」という状況になりました。
Aさんは、「失敗をして衣類や布団を汚し、介護者に迷惑をかける」という悩みから解放されました。ご家族は、大変だった介護(夜中起きる、たくさんの洗濯)が続けていけるもの(朝の着替えでパットを交換)に変わり、「これならやっていける」と安心しました。イライラも減り、Aさんもご家族もストレスが減りました。
「えっ?期待させて、答えはそんなこと?」とがっかりされましたか?「そんなことは知ってるよ」という声も聞こえてきそう(^^;)
今シリーズでCAMR研究会が伝えたいことは、「夜間の尿失禁に対する効果的な対策」というハウツーではありません。そういうのは私よりもっと詳しくて上手な方がたくさんいらっしゃいますので・・・。
この事例から考えたいのは次のことです。在宅ではADLは家庭の問題であり、「介護問題」といえます。ご本人側だけではどうにもならないことにどうアプローチするのか。施設という場で、異なる状況の在宅での介護問題に対してどうアプローチするか。「在宅生活問題」への関わり方なのです。
*次回その3予告 悪循環を小さく切るには・・・
★☆★☆★☆★☆★☆★☆引用終わり★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【CAMRの基本テキスト】
西尾 幸敏 著「PT・OTが現場ですぐに使える リハビリのコミュ力」金原出版
【運動システムにダイブ!シリーズの電子書籍】
西尾 幸敏 他著「脳卒中片麻痺の運動システムにダイブせよ!: CAMR誕生の秘密」運動システムにダイブ!シリーズ①
【CAMR入門シリーズの電子書籍】
西尾 幸敏 著「システム論の話をしましょう!」CAMR入門シリーズ①
西尾 幸敏 著「治療方略について考える」CAMR入門シリーズ②
西尾 幸敏 著「正しさ幻想をぶっ飛ばせ!:運動と状況性」CAMR入門シリーズ③
西尾 幸敏 著「正しい歩き方?:俺のウォーキング」CAMR入門シリーズ④
西尾 幸敏 著「リハビリの限界?:セラピストは何をする人?」CAMR入門シリーズ⑤
p.s.ブログランキングに参加しています。クリックのご協力、ありがとうございます!
コメントフォーム