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みなさん、ハローです!
このコーナーでは「CAMR Facebookページ回顧録」として、過去にCAMRのFacebookページに掲載された記事を再アップしていきます。
今となっては古いアイデアもありますが、CAMRのコアな部分は、20数年前のまだCAMRとして形になっていないアイデア群の坩堝の頃から、まったく変わっておらず一貫しています。
CAMRの歴史を散策するような感覚で、お気軽に楽しんでいただければ幸甚です。
まず第一弾は「ベルンシュタインを読む!」です。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆以下引用★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ベルンシュタインを読む!(その1)2013/1/5
CA研究会ホームページの「人の運動変化の特徴」の中で、お薦めの本が紹介されています。ニコライ・A・ベルンシュタイン 著(工藤和俊 訳、佐々木正人 監訳)「デクステリティ 巧みさとその発達」金子書房,2003.です。
これは僕にとっては、まさに驚愕の書です。今でも手にしただけで、ベルンシュタインのすさまじいばかりの洞察力からなる偉業に魂が震えます。一人でも多くのセラピストに目を通していただきたいな…、と思い少しずつ内容を紹介してみようかと…。
僕の理解がいたらない部分も多々あると思いますが、その点はご容赦ください。まずは目次から…
第Ⅰ章 巧みさとは何か
第Ⅱ章 運動制御について
第Ⅲ章 動作の起源について
第Ⅳ章 動作の構築について
第Ⅴ章 動作構築のレベル
第Ⅵ章 練習と運動スキル
第Ⅶ章 巧みさとその特徴
どうですか?目次を見ただけでワクワクしてきますね!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆引用終わり★☆★☆★☆★☆★☆★☆
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みなさん、ハローです!
昨日、アマノリハビリテーション病院において出張CAMR講習会〔入門コース〕が開催されました。
気づきの多い楽しい時間でした。
参加されたみなさん、ありがとうございました。

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みなさん、ハローです!
さて、従来的なリハビリが土台とする要素還元論に基づたアプローチを原因解決アプローチとして紹介しました。
これに対して、システム論に基づいたCAMRのアプローチは、状況変化アプローチと言えます。問題が発生している状況を変化させることによって、問題解決や状況改善を図ろうというわけです。
これだと、個々の問題の原因を気にする必要がありませんので、原因解決アプローチが効力を発揮できない場合でもまったく問題なく介入することができます。
例えば高齢者の転倒であれば、転倒が起こった時の状況を調べてみます。その結果、夜間にトイレに起きて歩き始めに転びやすいということがわかったとします。
それならば、この状況を変化させてみよう、というわけです。転倒という出来事に関連して、身体状況、覚醒状況、行動パターン、介助者の状況といったことや、家屋の構造やトイレまでの動線、家具や手すりなどの配置、寝具、照明、歩行補助具、着ている服や履物などなど、様々なことに介入可能性があり得るでしょう。
もちろん、下肢筋力の低下という状況があれば、ここにも介入可能ですね。
勘の良い方はもう気づかれたと思いますが、結果として状況変化アプローチは原因解決アプローチを包含してしまうことになります。原因解決アプローチは状況変化アプローチのある特殊なケースである、と言い換えることもできます。
続く・・・
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みなさん、ハローです!
さて、原因解決アプローチが効力を発揮できる条件の二つめです。
それは、「原因が解決可能な場合」です。
原因を突き止めることができて、それが解決可能であれば、このアプローチはとても有効です。
しかし当たり前のことですが、たとえ原因を突き止めることができたとしても、それが解決不能であればどうしようもありません。
目覚ましい進歩を遂げている医学ではありますが、難病をはじめまだ克服できていない問題はたくさんあります。
リハビリセラピストにとって比較的接することの多い脳卒中でも、麻痺の原因は脳細胞が壊れたことですが、今のところ壊れた脳細胞が治るということにはなっていません。
さあ、それでは原因解決アプローチが効力を発揮できない、すなわち「原因と結果の因果関係が明確でない場合」および「原因が解決不能な場合」にはどうすればいいのでしょうか?
続く・・・
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みなさん、ハローです!
さて、原因解決アプローチが効力を発揮できる「ある条件」とは何でしょうか?
大きくは二つあげられると思います。
一つは、「原因と結果の因果関係が明確な場合」が考えられます。
といいますか、この因果関係が明確でなければ、そもそも原因解決アプローチは成り立ちません。問題の原因を探し出して、その原因を改善することがこのアプローチの売りですので。
しかし、僕たちが日常経験する諸々の問題においては、明確な因果関係を想定できることというのは、実はそれほど多くありません。
多くの問題は、複数の原因らしきものが複雑に絡み合って明確に原因を特定できなかったり、そもそも原因がわからないといったこともよくあります。
特に対象とするもののシステムや仕組みがよくわかっていない場合には、単純に因果関係を想定することが難しいと言われており、ともすると間違った因果関係を想定してしまうことさえもあり得ます。
このことを説明するときに僕たちがよく引用する例を以下に紹介します。マトゥラーナ、ヴァレラ著「オートポイエーシス-生命システムとはなにか」という本の巻頭言にビアが挙げている例です。
例えば、今まで自動車を見たことがない人がいたとします。
ある時その人の前で自動車が止まって動かなくなりました。するとドライバーが出てきて、ボンネットのふたを開け、ラジエータに水を入れました。しばらくすると再び自動車は動き出して、その人の前から走り去っていきました。
この場面を見てその人は、「ああ、あの人を乗せて走る金属の物体は水で動くんだ!」と思ってしまうかもしれません。
といった感じなのですが、いかがでしょうか?
僕たちは自動車の仕組みを良く知っているので、この場面を見ても「自動車が水で動く」という因果関係は想定しません。自動車がガソリンで動くことは当然のこととして知っています。
この場面では、きっとラジエータ液が不足してオーバーヒートを起こしたので、ラジエータに水を補給したのだろう、と想定するでしょう。
しかし、自動車のことをまったく知らない人がこの場面を見たらどうでしょうか?
その人が見たものはまさに、「自動車が止まる」→「水を補給する」→「再び自動車が動き出す」という場面なのです。
「自動車が水で動く」と判断してしまうのも無理はないかもしれませんね。
さあそれでは、人の運動に関してはどうでしょうか?
実は人の運動システムについては、まだよくわかっていないことがたくさんあります。よくわかっていないシステムにおいて安易な因果関係を想定すると、間違えてしまう可能性がある、ということは理解しておいていただきたいと思います。
続く・・・
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